任意整理の返済の遅れにはきついペナルティ!僕の報告書にはこんな記載が!

もう冒頭からはっきりいいますが「任意整理の返済の遅れ」はご法度です。

僕の弁護士は七三にこそしていないものの口数少ないまさに弁護士といった人でしたが、「返済の遅れはしないように」と何度も注意されました!

実際、僕が弁護士からもらった債権者との和解合意書にしっかりきついペナルティが書かれていました。

では和解合意書になんと書かれていたかご紹介しながら任意整理の返済の遅れについてご紹介したいと思います。

任意整理の返済遅れに対する”きつい”ペナルティ……

ダンケ

一番きついペナルティといえばやっぱり「一括返済」を思い浮かべるのではないでしょうか?

残念ながらそれです。
任意整理で返済を遅れてしまうと、一括で返済させられる可能性が非常に高いです。
きっちり僕の若い合意書には、その旨、記載されています。



文字起こし

  • (第三条)乙が甲に対して第二条の支払を2回怠ったときは、当然に期限の損失を失い代金を一時に支払うものとする。
  • (第四条)乙が期限の利益を損失した場合、甲よりも残金一括請求されても、乙及び代理人は一切異議を申し述べないものとする。この場合、本件債務に付き、甲が乙本人宛て直接請求することに同意する
  • (第五条)期限が利益損失後の損害金は年14.6%の割合とする

これは僕に届いたとA社からの和解合意書に明記されていた「返済が遅れたときはどうなるか」という条文です。

簡単に説明するとこんな感じ。

  • 「返済が2回遅れたら一括請求するからな!!」
  • 「一括請求されてもお前も弁護士も文句を言うんじゃないぞ!」
  • 「ちなみに2回返済が遅れたら損害賠償を請求する」

書きながら「よかった遅れなくて……」と思ってしまいました。

すべての和解合意書にこのような条文が書かれているわけではないですが、任意整理の返済が遅れたら一括返済を余儀なくされると可能性大とおぼえておいたほうがいいですね。

任意整理の返済を遅延しないためには

ダンケ

任意整理の返済を遅延しないためには当たり前のこの2つをしっかり守っること。

スケジュール管理

おそらく任意整理は各債権者へ振込にて返済して行くことになると思うので、絶対に振込は忘れないようにする。

忙しいサラリーマン

「仕事が忙しくて振り込みませんでした」「銀行がしまってて振り込めませんでした」なんて言い訳は一切通用しません。

必ず返済日の前日には、各口座へ振込を済ませておくこと。

忘れてしまいそうという方はネットバンクやネットバンキングの「自動送金」で返済を管理するのが懸命です。

任意整理の返済の振込はネットバンクがあれば100倍楽になる

返済金は確保

任意整理したら、税金や家賃と同じくらい返済金は最優先に。

買い物している女性

「欲しい服がある」「友達と食事に行く」「旅行に行きたい」よりも返済金が優先だとしっかり頭に叩き込みましょう。

返済していくごとに借金は減っていき、1社2社と完済していけば返済も楽になります。

これがずっと続くわけではありません。言っても3年(長くて5年)です。

それでも返済が苦しいということなら空いた時間にバイトしたりして、返済金を捻出しましょう。

どうしても債務整理の返済がきついときは…

ダンケ

どうしても返済がきついという場合は任意整理から「個人再生」「自己破産」に切り替えたほうがいいかもしれません

体を壊したり転職したりで、収入が減ると当初の予定が来るって返済がきつくなる場合があります。
また今、ほとんど任意整理では減額が望めないので、大丈夫だと思っていても想像以上に生活を圧迫する場合も。

もう返済で食事もままならないといった状況の場合、「個人再生」や「自己破産」に切り替えたほうが得策です。

この2つの債務整理は、借金額を大きく減額します。
相応のリスクはあるものの、返済は確実に楽になりますし生活は今よりも楽になります。

個人再生、自己破産の違い

  • 個人再生は現在の借金額に応じて一定額まで減額する方法
  • 自己破産は借金を0にする方法

ざっくりですが、それぞれの債務整理の特徴はこんな感じです。
メリットが大きい分、デメリットは個人再生よりも自己破産のほうが大きく、家などの資産を没収されたり、弁護士などの一定の職業につけなくなります。

個人再生は官報に情報が記載されるというデメリットはあるものの、その他は任意整理はほぼ同じ。

ただし、この2つの債務整理は任意整理のように特定の債権を除外するということができません。

ローン残債のあるもの

そのため、ローンが残っている車などがある場合は名義がローン会社になっており、引き取られてしまう可能性もあります。

この「個人再生」「自己破産」のメリット・デメリットについては以下のページでまとめています。

債務整理の種類を子供でもわかるくらいわかりやすく解説

個人再生、自己破産は収入による

ダンケ

任意整理から個人再生、自己破産に切り替える場合、収入によってどちらに適切かは変わってきます。
といっても収入額ではなく、安定した収入があるかです。
個人再生には、債権者の半数以上の合意が必要な「小規模個人再生」と合意の必要のない「給与所得者等再生」がありますが、どちらも毎月安定した収入が必要です。

とくに給与所得者等再生はサラリーマンのような定職についていなければ厳しいです。

そのため、収入がない人の場合は自ずと自己破産に聞いかえることになります。

もう一度考えてみよう

ダンケ

任意整理から自己破産や個人再生に切り替えるとなるとまた費用がかかります。なので切り替える場合はよく考えないといけません。
  • バイトや副業をして返済額を捻出することは本当にできない?
  • 借金より交際費や趣味に費やすお金を優先していない?
  • ギャンブルなどは控えている?
  • コンビニ弁当ばかりでなく自炊をして食費は抑えられてる?
  • 節約した生活はおくれている?

ありがちですが、この辺はしっかり考えておいたほうがいいです。
借金を抱えていたとき、抱える前のような生活だとどうしても返済は苦しくなるので、この辺は見直したほうがいいと思います。

切り替えた際の費用は安くはないので、できるならその費用は現在の任意整理にまわしておきたいところです。

ただ生活できないくらいほどであれば、まず代理人の弁護士や司法書士に相談してみましょう。