債務整理した僕が賃貸住宅への影響や契約の審査を通過する知識を教えます

僕は賃貸マンションに住んでいる間に債務整理(任意整理)を行いました。
また賃貸マンションへの引っ越しも返済期間中に2回経験しました。

その経験から今後賃貸契約の審査を通過するために知っておきたいこと。
そして、債務整理したら今住んでいる賃貸マンションへの影響について解説します。

債務整理したあとの賃貸契約

ダンケ

まずいちばん気になるところから解説していきます。やっぱりいちばん気になるのは「賃貸の審査」だと思います。

結論から言うと、債務整理前に比べ賃貸マンションやアパートの審査は厳しくなります。
ただし賃貸契約できないというわけではありません。

債務整理後は保証会社が重要

物件情報

「保証会社必須」という物件は年々増えてきましたよね。
債務整理した場合、この保証会社が一番のポイントになってきます。

保証会社は、「信販系保証会社」「LICC系保証会社」「LGO系保証会社」「自社独立系保証会社」の4つに別れます。

信販系保証会社
信販会社が運営する保証会社。入居審査でクレジットカード同様CIC、JICC、KSCなどの情報を照会をする。

LICC系保証会社
LICC系保証会社は全国賃貸保証業協会(LICC)に記録されている家賃の滞納情報などを照会する保証会社。

LGO系保証会社
LGO系保証会社は、賃貸保証機構(LGO)の情報を照会する保証会社。

自社独立系保証会社
自社独立系保証会社は、自社基準を設けて入居審査を行っている保証会社。

と、4つの特徴はこんな感じです。
この4つの中に債務整理すると絶対賃貸契約の入居審査に受からない保証会社があります。

ピンときた方も多いと思いますが、「信販系保証会社」です。

信販系保証会社は審査に落ちる

CICホームページ

債務整理すると、信販系保証会社が照会する「CIC」「JICC」「KSC」に、事故情報が掲載されています。
なので信販系保証会社の入居審査には99%落ちます。クレジットカードの審査に受からないのと同じ理由ですね。

その他の3つは、「CIC」「JICC」「KSC」の情報を照会しないので、債務整理を理由に落とされることはありません。
もし落とされるとすれば、過去の家賃の遅れや収入などが原因です。

なので債務整理した場合は、信販系保証会社以外の物件を探すようにしましょう。

ちなみに審査がゆるいのは
自社独立系は各々の会社の審査基準があるためなんとも言えませんが、LICC系保証会社に比べLGO系保証会社の審査は比較的ゆるいと言われています。

信販系保証会社はココ

保証会社の分類
信販系㈱アプラス
㈱エポスカード
㈱オリエントコーポレーション
㈱ジャックス
㈱ライフ
㈱セディナ
㈱セゾン
LICC系㈱アルファー
エルズサポート㈱
ホームネット㈱
ジェイリース㈱
興和アシスト㈱
㈱ギャランティー・アンドファクタリング
㈱近畿保証サービス
賃住保証サービス㈱
㈱リクルートフォレントインシュア
アーク㈱
全保連㈱
㈱レジデンシャルサービス
エム・サポ㈱
LGO系フォーシーズ㈱
㈱Casa
ALEMO㈱
日本セーフティー㈱
ハウスリーブ㈱
自社独立系新日本信用保証㈱
日本賃貸保証㈱
㈱CAPCO AGENCY
SFビルサポート㈱
アールエムトラス㈱
セブン総合保証協会㈱
㈱イントラスト

この7社は非常によく見かける信販系の保証会社なので覚えておきましょう。
とりあえず賃貸を探すときは、この7社を避けるようにすると”飛躍的”に審査に受かる可能性が上がります。

また過去に結構審査に落ちたという経験のある方は「LGO系」の保証会社がついた物件を中心に申し込みしてみると借りやすくなると思います。

家賃の支払い方法には注意

もうひとつの注意点は家賃の支払い方法です。審査以前の話ですが、家賃がクレジットカードから引き落としされる物件は借りることができません。

クレジットカードの審査も信販系の保証会社と同様に「CIC」や「JICC」などの信用情報機関の情報をを照会します。
なのでこの信用情報機が回復するまでクレジットカード自体作ることができません。

そのため、物理的にクレジットカードの物件は借りることができなくなります。

ただし例外も
「債務整理で任意整理をした」かつ「クレジットカードを任意整理しなかった」という方はクレジットカードが利用可能なので、家賃の引き落としがクレジットカードの物件でも借りることができます。

自己破産した人は許可を取る

任意整理、個人再生をした人は上記の2つに気をつけておけば問題ありませんが、自己破産の少額管財手続をした人は引っ越しするためには裁判所の許可が必要です。

裁判所の許可は簡単にもらえますが、引っ越しをする場合は必ず依頼している弁護士に確認しましょう。

また同時廃止手続は引っ越し自体では問題ないものの、引っ越しをすると破産を申し立てる裁判所が変わる可能性があるので、予定がある方も弁護士に相談しておくといいと思います。

債務整理中の賃貸契約マニュアル

債務整理中に引っ越すとき、いちばん重要なのが「物件探し」です。
この物件探しのときにまず「借りられない信販系保証会社」を選ばないことが最重要です。

1.ネットで物件を探す

ほとんどの人がネットで物件を探すと思うんですが、サイトや物件によって「どこの保証会社」を使うか記載しているサイトがあります!
まず不動産屋を探すときはこういったサイトを使うに限ります。

アパマンショップ

僕がよく使っていたアパマンショップでの物件の探し方を紹介します。
アパマンショップも物件によってどこの保証会社を使うか記載があるので、僕も物件探しよく使っていました。


地域
まずアパマンショップ の公式HPへ。
今回は「地域」に絞って物件を探していきます。

物件
物件一覧ページで気になる物件を見つけたら、詳細をページへ。

物件
物件
物件詳細ページに行ったら最下部の「契約に関する情報」をチェックして下さい。
保証会社の欄に利用する保証会社が記載されていることがあります。

この物件は、ジェイリースなのでLICC系。
信販系ではないので問題ありません。


こんな感じで物件を探して、信販系ではない物件を第一候補に不動産屋へ行きましょう。。
ただ物件によっては保証会社の記載がないものもあるので、保証会社の記載がない物件でも気になったものはピックアップしておいたほうが良いです。

2.不動産屋へ行く

すべて信販系以外の保証会社の物件に絞った場合、確認するのは支払い方法だけ。
クレジットカード払いの物件はそこまで多くはないですが、万が一ということもあるので要確認。

保証会社が不明な物件は、保証会社を必ず確認しましょう。
内見して気に入った物件が保証会社が信販系だったとき、時間の無駄になってしまうので内見前に必ず確認しておきましょう。


以上が債務整理中の賃貸物件の探し方です。
債務整理は「保証会社」と「支払方法」だけ気をつけておけば問題なく物件を借りれるので、この2点だけ注意しておきましょう。

不動産屋によって審査は変わる
レインズ
よく不動産屋によって審査が甘いとか厳しいとか言われますが、そんな事は全くありません
基本的に自社物件でない限り、不動産屋はレインズというサイト(不動産流通標準情報システム)で管理している物件を紹介しています。
このレインズの物件情報はどこも同じなので、不動産屋によって厳しいも甘いもありません。

賃貸住宅に住んでいて債務整理したら?

おそらくこれから債務整理をしようと思っている人が気になるところだと思います。
「追い出されるんじゃ…」って考えている人もいるかも知れませんので、このあたりを解説したいと思います。

引き落としなら問題なし

まず賃貸マンションへの影響ですが、家賃の支払いが「引き落とし」ならほぼ無風です。
影響は全くありません。

これは保証会社が信販会社であっても影響はありません。

これは僕の体験談になりますが、僕が任意整理した当時の保証会社は「ジャックス」
いわゆる信販系の保証会社でした。

しかし、全く連絡がなし。立ち退きを通告されることもありませんでした。

クレジットカードは影響あり

家賃の引き落としがクレジットカードだった場合はちょっと大変です。

まず管理している不動産屋に連絡して他の支払方法が可能かを確認しましょう。

可能であれば、支払い方法を変更すれば問題ありませんが、不可能であれば要相談。
振込や引き落としで対応できるか協議する必要があります。

他の支払い方法に変更できなければ、残念ながら退去する可能性が高くなります。

クレジットカード払いの場合、債務整理してカードが停止してしまうと支払い自体ができなくなります。
そうなっては今の住まいを失うとともに、債務整理期間から家賃の支払ができなくなってしまいますので、必ず債務整理をする前に支払い方法を確認しておきましょう。